家の屋根(やね)は、雨(あめ)や風(かぜ)、雪(ゆき)や太陽の光(ひかり)から私たちを守ってくれる、とても大切な部分です。でも、長い間、雨や風にさらされると、屋根がこわれたり、古くなったりします。
そこで行うのが「屋根リフォーム(直すこと)」です。その中でも「屋根重ね葺き(かさねぶき)」は、古くなった屋根の上に新しい屋根をかぶせる方法です。まるで古い帽子(ぼうし)の上から新しい帽子をかぶるようなイメージです。
古い屋根をはがさずに、その上から新しい屋根材(やねざい)をかぶせる。
工事のときにゴミやほこりが少ない。
工事が早く終わることが多い。
新しい屋根のぶんだけ、屋根が少し重くなる。
屋根を全部はがして新しくする方法(ふきかえ工事)は時間がかかります。でも、重ねぶきは上からかぶせるだけなので、早く工事が終わります。おうちに住みながら工事ができるのもポイントです。
屋根をはがすと、バリバリ!ガラガラ!と大きな音が出ますし、ゴミもたくさん出ます。でも重ねぶきははがさないから、音も静かで、ゴミも少ないんです。近所の人にもやさしい工事です。
屋根が2重になるので、夏は家の中が暑くなりにくく、冬はあたたかさを保ちやすくなります。さらに、雨の音も小さくなるので、静かにすごせます。
古い屋根にすき間(すきま)やヒビがあっても、上から新しい屋根をかぶせることで、雨が入ってこなくなるので安心です。
屋根が2枚になるので、家の屋根が少し重くなります。昔の家など、もともと弱い建物の場合は、重さにたえられないこともあるので、事前にしっかり調べる必要があります。
屋根の中までこわれている場合、重ねぶきでは中まで直すことができません。そのときは、屋根をはがして中を直す「ふきかえ工事」が必要です。
屋根が少し高くなるので、見た目(デザイン)が変わることがあります。場所によっては高さ制限(こうさていげん)があるので、工事前に確認が必要です。
今の屋根が古くなってきているけど、大きなこわれはない家
住みながら工事をしたい家
雨漏りが心配だけど、屋根を全部はがすのは大変そう…という人
重ねぶきでよく使われるのは、**「金属屋根(きんぞくやね)」**です。とくに「ガルバリウム鋼板(こうはん)」というサビに強い素材が人気です。
軽くて丈夫(じょうぶ)
サビにくい
いろんな色やデザインがある
メンテナンスが少なくてすむ
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| 屋根重ね葺きとは? | 古い屋根の上に新しい屋根をかぶせる工事 |
| 特徴 | 工事が早い・音が少ない・屋根が少し重くなる |
| メリット | 雨漏り防止、断熱、防音、静か、安全、住みながらできる |
| デメリット | 屋根が重くなる・中の傷みは見えない・見た目が変わることも |
| 向いている家 | 古くなった屋根だけど大きく壊れていない家 |
屋根は見えないけれど、家をまもる大事なところです。雨がふったり、雪がつもったり、毎日がんばってくれています。だから、定期的にチェックして、必要なときは「屋根重ね葺き」などでしっかり守ってあげることが大切です。
おうちの人といっしょに、おうちの屋根について話してみるのもいいですね
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